腰痛は神奈川県、大和市のさと整体院 | コンセプト

好奇心に満ちた活発な少女だった私は、3姉妹の末っ子として3000g以上の元気な赤ちゃんとして生まれました。お人形遊びよりも、自然の中で冒険することが大好きでした。春には山登りに出かけ、夏には海辺の家で過ごすことが何よりの楽しみでした。木々の間から差し込む光、そよ風に乗って運ばれてくる自然の香り、波の音。それらは今でも私の心に鮮明に焼き付いています。幼い頃に感じたこの原風景は、私の中で変わることなく、大切な思い出として残っています。自然の中で過ごした子供時代は、私の人格形成に大きな影響を与えてくれました。好奇心や冒険心、自然への愛着など、かけがえのない宝物を与えてくれた時間だったと感じています。

20代の頃、バックパッカーとしてインドを旅した際に、私は伝統医学であるアーユルヴェーダと出会いました。それまでは、身体の不調を薬で抑えることが当たり前だと思っていましたが、アーユルヴェーダの「一人一人の体質に合わせた治療」という考え方に深い感銘を受けました。ヨガや呼吸法、菜食、ハーブを用いた手技療法などのアーユルヴェーダの手法を実践していくうちに、私の身体は驚くほどの変化を遂げていきました。この経験を通して、私は「一人一人の体と向き合う」ことの重要性を学びました。アーユルヴェーダとの出会いは、私にとって大きな転機となりました。一人一人が持つ固有の体質や健康状態に寄り添い、その人に合った方法でケアをするという視点は、私がセラピストとして活動する上での原点となっています。インドでの体験は、私の人生観にも大きな影響を与えてくれました。心と体の調和、自然との共生、そして一人一人の個性を尊重することの大切さを教えてくれた、かけがえのない経験だったと感じています。

私の施術を4年間続けてくださっていた80代の女性がいました。その女性は旦那様の介護をされており、心身のリラクゼーションを目的に私の元を訪れていました。同時に、側弯症の治療のために整骨院にも通われていたのです。ある日、その女性から元気のない声で電話がかかってきました。「側弯症が悪化し、車椅子での生活を余儀なくされてしまったため、もう通えなくなってしまった」という内容でした。その瞬間、私は言葉を失いました。4年間、私は一体何をしていたのだろう。もっと早くに女性の身体の変化に気づいていれば、車椅子の生活にならずに済んだかもしれない。目の前の患者様を助けることができなかった自分に、深い後悔と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。この経験は、私にとって大きな転機となりました。二度と患者様にこのような悲しい思いをさせたくない。そのためには、目の前の患者様の身体の変化に敏感になり、適切な治療を提供できる治療家にならなければならない。私は心の中で、あの女性に誓いました。「必ず、目の前の患者様を救える治療家になります」と。それ以来、私は患者様一人一人と真摯に向き合い、その方に合った最善の治療を提供することを心がけています。患者様の笑顔を守ることが、私の使命だと強く感じるようになりました。あの女性との出会いがなければ、今の私はないのかもしれません。私は今でも心の中で、あの女性に感謝し、誓い続けているのです。

私は施術を始める前に、必ず患者様に一つの質問をします。「痛みのない身体になったら、何がしたいですか?」この質問に対する患者様の答えは、その方の夢や希望、人生の目標を映し出しています。私はその素敵な未来を心に描きながら、一人一人に合った最善の施術を心がけています。「健康」の定義は、人によって異なるものだと私は考えています。健康診断で100点を取ることが全てではありません。むしろ、患者様が「なりたい自分」を実現できることこそが、その方にとっての「健康」なのだと私は信じています。だからこそ、私は患者様一人一人と真摯に向き合い、その方の「なりたい」を叶えるために全力を尽くします。 もし、病院に行っても湿布しか処方されない、どこへ行っても改善されない痛みに悩んでいるのであれば、ぜひ一度私にお電話ください。お電話をくださる患者様の勇気を無駄にはしません。私にお身体を診させていただき、一緒に「なりたい自分」を目指して頑張りましょう。患者様の笑顔と健康を守ることが、私の使命です。一人でも多くの方が、痛みから解放され、自分らしく輝ける人生を送れるようサポートしていきたい。そのために、これからも日々精進し、患者様と心を通わせる施術を提供し続けます。